【体験談】小2の子どもが過剰歯で全身麻酔手術を受けた話

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過剰歯タイトル画像

「過剰歯がありますね。手術が必要かもしれません」

子どもがそう診断されたとき、私は驚きと不安で頭がいっぱいになりました。

しかも治療には全身麻酔が必要だと聞き、怖さと心配が一気に押し寄せてきました。

このブログでは、実際に小学2年生の子どもが過剰歯の全身麻酔手術を受けた体験をもとに、手術が決まるまでの経緯、入院の流れ、当日の様子、術後のケアや費用などを詳しくまとめています。

同じように戸惑っている方の不安が、少しでも軽くなるきっかけになれば嬉しいです。

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「なんか前歯の裏にあるかも…」きっかけは歯医者さんのひと言

過剰歯

きっかけは、いつもの虫歯治療のときでした。

「ん?」と歯医者さんがレントゲンを見ながら少し首をかしげて、こう仰いました。

かかりつけ医

前歯の裏に、小さな歯が2本…これは“過剰歯”の可能性がありますね

か、過剰歯?

初めて聞く言葉に、私も戸惑いながら聞き返してしまいました。

過剰歯とは、正常な歯の本数よりも多く歯があることです。永久歯が生えてこなかったり、歯並びが悪くなったりする原因でもあります。

EPARK歯科「過剰歯とは?」

子供の過剰歯はそう珍しいことでもなく、6~7歳の検診などで発見されることが多いそうです。

この2本の過剰歯ですが、数ヶ月前から歯磨きの時にちょこっと顔を出しているのを見ていたので知ってはいました。

ただ、2~3ヶ月に一度のペースで歯医者に通っていて先生に何も言われたことがなかったので、前歯の横の歯が生えてきているものと思い込んでしまっていました。

診断→紹介状→まさかの全身麻酔手術!

医療器具イメージ

後日、紹介状を持って総合病院の口腔外科へ。

レントゲンを見た先生が開口一番にこう言いました。

歯科医

全身麻酔での抜歯になりますね

正直、その瞬間、私の頭は真っ白。

まだ小学2年生の子どもが手術!?しかも全身麻酔!?

いろいろ聞きたかったけれど、言葉が出てこなかったのを覚えています。

説明を聞くと、過剰歯の1本が斜めに埋まっていて、部分麻酔では難しいとのこと。

入院は1泊2日、手術は夏休み中にという流れで、その場で日程も決まっていきました。

全身麻酔ということで不安になりましたが、歯科医の説明によると手術の緊張感を和らげ、子供が痛みやストレスを感じないようにするためのもので、ここでは珍しい手術ではないので安心してくださいということでした。

その日のうちに心電図や肺の検査・採血・胸部レントゲンをとって帰りました。

術前外来の日 | 一気に現実味が増してきた

診察イメージ

手術の1週間前、術前準備のための外来へ。

問診票や麻酔の説明を受け、心電図や採血、レントゲンを済ませると、「本当に手術するんだな…」という緊張がじわじわと押し寄せてきました。

検査の結果は何も問題なかったらしく、全身麻酔もまず心配いりませんとのことで一安心。

息子はというと、まだどこか他人事っぽい様子。

でも、私はすでにドキドキが止まりませんでした。

夜には「何かあったらどうしよう…」「全身麻酔って大丈夫なの?」と、検索魔になってしまう自分がいました。

手術前日|何気ない夜がちょっと特別になった

眠れない男の子イメージ

手術前日は、夏休み中ということもあり、友達と遊んだりゲームしたり。

本人はあまり手術のことを考えないようにしていたのかもしれません。

でも夜、寝る前になると、

息子

明日、怖いな・・・

息子

どれくらい痛い??

そのたびに、

痛くないように全身麻酔をするんだよ。寝て起きたら終わってるよ。ずっとママがついてるから大丈夫だよ!

と声を掛けて、なんとかスヤスヤと眠ってくれました。

手術当日 | スマイルゼミが親子の心の支えに

タブレット学習イメージ

病院に着いて、病室で待機。

手術までの時間、息子が退屈して不安にならないようにと、いつも家で使っているのタブレットを持参していました。

勉強が終わればゲームができる仕組みなので、「今日はこれクリアしたらゲームね!」と、気を紛らわすのに大活躍。

のおかげで、手術直前も落ち着いた様子でした。

意外なところでに助けられました。

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手術の流れと終わったあとの息子の様子

抜糸手術後

手術は予定通りスタート。

私は息子と一緒に手術室まで入り、麻酔が効いて眠るのを見届けてから外へ。

手術時間は50分ほどでした。

抜歯自体は5分程度だったと後で聞きましたが、それまでの準備や安全確認の時間がしっかり確保されていたとのこと。

すきっ歯な前歯の隙間から3つ、黒い糸の結び目が見えていました。

術後、部屋に戻ってきた息子はまだウトウトしていましたが、1時間ほどで起きて話せるように。

やはり少し痛がったので、痛み止めを飲みました。

前歯の隙間にある糸がすごく気になるようで、舌で何度も触っていましたね。

痛み止めが効いたようで、夕食に用意されたお粥とチキンステーキをペロリと完食!

痛々しいのに、ご飯は食べられるんだ…

夕食後、

息子

あっ、糸…1本かんじゃった

と言われて血の気が引きましたが、看護師さんに確認してもらい「問題ない」とのことでホッとしました。

その夜は普通に眠って、夜中に痛みが出るということもありませんでした。

次の日も朝食を食べて、その後問題なしで無事退院。

3日分の抗生物質のお薬と痛み止めをもらって、10日後に抜糸をするということでした。

数日間、軽い痛みはあったみたいですが、痛み止めを飲むほどでもなく、痛み止めは手術後に一度飲んだだけでした。

ちなみに、残った2本の糸も抜糸の日までに順調に(?)糸を取ってしまい…

一応、病院に電話して確認しましたが、自然に取れたものは大丈夫とのことでした。

手術費用と「もしものため」の備え

医療費明細

京都市の助成制度のおかげで、今回の入院・手術費は1,200円ほどで済みましたが、他の地域だと10万円以上かかることもあるそうです。

それを聞いて、私も「子ども医療保険は大事だな…」と実感しました。

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入院に持って行って本当によかったもの

親子での付き添い入院、はじめての経験でいろいろと学びました。

持って行ってよかったものをリストにしておきます。

前開きパジャマ

入院のとき、持って行って一番助かったのが「前開きのパジャマ」。

点滴や検査があると、かぶりタイプだとめちゃくちゃ不便なんです。

うちはこれを楽天で買って行きました

今どきの病院はエアコンも効いてるので冬でも半袖の方が点滴の時などに都合がいいと思います。

ストロー付き水筒 or ペットボトルキャップ

手術後の夜は点滴をしたままなので、寝たままで飲みやすいストローがあると便利です。

使い捨てコップ&歯ブラシセット

歯ブラシに出血がつくかもしれません。

使い捨ての歯ブラシとコップがあるといいと思います。

クロックス

病院内で脱ぎ履きしやすいサンダルは必須!

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最後に | あの日の不安を忘れないように

小2の息子が、全身麻酔で手術するなんて、最初は怖くてたまりませんでした。

でも、少しずつ情報を集めて、必要な準備をして、支える気持ちを持っていたら、ちゃんと乗り越えることができました。

これから同じように不安な思いをしている方に、少しでも安心材料になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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