子供の「夜驚症」の原因と対処法!いざという時に親ができること

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夜泣きの男の子

子供が睡眠中に悲鳴を上げて狂ったように泣き叫ぶこと、ありませんか?

何が原因なんだろう?

病気なのかな?

そうなった時どうするべきなんだろう?

と家族や親は心配になりますよね。

この記事では、子供の夜驚症について実体験を含めながら詳しく解説していきます。

子供のケガを防ぎ、親が不安やストレスを抱えこまないために、子供の夜驚症の原因や対処法について深く知っておきましょう。

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子供の「夜驚症」の原因と対処法!そもそも「夜驚症」とは何か

寝床で泣く子

夜驚症とは、子供が睡眠中に恐怖を感じ、突然、叫び声をあげたり泣き声を出したりする症状のこと

夜驚症の症状と特徴

夜驚症の代表的な症状は、以下のようなものがあります。

  • 突然の叫び声や悲鳴をあげる
  • 目を見開いたり、急に起き上がる
  • パニック状態になる
  • 恐怖にひきつった表情や多量の汗、呼吸が速くなる

夜驚症は、脳の睡眠機能が未熟である2歳から6歳頃の子供に多く見られ、5歳前後の発症が多いです。

病気ではないので特別な治療は必要なく、成長とともに症状はなくなっていきます。

この状態は、深いノンレム睡眠から部分的に覚醒することで引き起こされ、数分から数十分続きます。

その後、寝てしまえば、起きた時にその記憶はありません。

夜驚症と夢遊病の違い

夢遊病は寝ぼけた状態で歩き出すなど意識が混濁している状態のことで、夜驚症とは違います。

夢遊病は通常、深い睡眠の中で起こります。

息子の夜驚症が初めて起こった時

うちの息子に初めて夜驚症の症状が出たのは、2歳になったくらいの頃でした。

寝始めて1~2時間経った頃、突然、怯えたような甲高い叫び声をあげました。

私は驚いて、声を掛けながら抱っこしましたが、激しく暴れ回るので落としそうになるほどでした。

目を閉じたまま何かを叫びながら、手足をバタバタ、体を反らせていました。

主人と私は息子に声を掛けて起こそうとしましたが、それが余計に恐怖を与えているような感じでした。

15分から20分するとおさまり、そのまま寝てしまいました。

エクソシストみたいでめちゃめちゃ怖かった~

その後も3歳になるまで、2〜3週間に1回はあったように思います。

この時だけは、主人に出張を断ってもらっていました。

7歳になった今でもたまに大声で

息子

うわ~~~!!怖い!!ママ!!

などと叫ぶ時があります。

声を掛けるとすぐに目が覚めるようになったので、もうおさまりつつあるのかもしれません。

子供の「夜驚症」の原因と対処法!まずは原因を知る

頭を抱える男の子

子供の夜驚症が起こるはっきりとした原因はわかっていませんが、考えられるものとして

  • 睡眠途中の興奮
  • 日中のストレスや緊張、不安
  • 遺伝

などが挙げられますが、息子にはどれも当てはまっているように思います。

睡眠途中の興奮

睡眠途中の興奮というと、夢にお化けや恐竜が出てきた時。

私もそうでしたが、子供の頃ってめちゃめちゃ怖い夢を見ませんでしたか?

息子に聞くと、普段から夢に怖ろしい存在が出てきているみたいです。

日中のストレスや緊張、不安

息子が2歳の頃、日中、危なっかしくて大声を出したり、急いで止めたりしていたのでストレスを与えていたかもしれません。

7歳の今でも私や主人に強く叱られた日、「今晩、泣き叫ぶんじゃないか・・」と思っていると、案の定、夜驚症の症状が出ることがあります。

夜驚症の症状が出ると、少し叱りすぎたのかな・・と罪悪感にかられます。

遺伝

遺伝もめちゃめちゃわかります!

主人もその父も穏やかな人なのに、睡眠中に大声で怒鳴ることがあります。

主人は年に数回あるかないかですが、義母いわく、義父は働いていた時に毎日のようにあり、今でもたまに大声で怒鳴り出すそうです。

男の人が急に怒鳴るのってめちゃめちゃ心臓に悪いんですよね・・・

妊娠中、お腹を蹴られるんじゃないかと毎日主人と離れるように寝てました(笑)

子供の「夜驚症」の原因と対処法!夜驚症が起きた時の対処法

夜驚症が起きた際は、子供を叱らずに静かに声をかけ、安心させることが大切です。

まだ眠っている状態の本人に声は届きにくく、なだめたり大声を出して起こそうとするのは逆効果です。

ケガがないように気をつけ、おさまるまでそばで見守ってあげましょう。

子供の「夜驚症」の原因と対処法!親ができる予防と対策

夜驚症の予防と対策は、子供も親も不安やストレスを溜め込まないことです。

寝室の環境づくり

寝室環境づくりも夜驚症の予防に重要です。

リラックスできる環境づくりや規則正しい睡眠リズムの確保が役立ちます。

また、寝る前に様々な刺激を避ける工夫も有効です。

絵本を読んであげる習慣をつけるのも良いですよね。

うちの息子のように激しく暴れる子の場合、ベッドの近くに物を置くのを最小限にしておくのが望ましいと思います。

我が家では、ベッドを大きな窓ガラスにひっつけているので、間に赤ちゃんの頃に使っていた二つ折りできるベビーマットレスを挟んでいます。

ベビーマットレスは大きくなっても、子供の体調不良時にリビングで寝かせる時なんかに使えるので長く使えてオススメ!

大人のストレス管理と子供への影響

親がストレスや不安を感じていると、それが子供にも影響を与えることがあります。

大人のストレス管理とリラックス法を取り入れることで、子供への影響を最小限に抑えましょう。

医療機関や専門家への相談

夜驚症が慢性的である場合や症状が重い場合は、専門の医療機関や精神科を受診してみてもいいでしょう。

専門家ならではの良いアドバイスがもらえることもあるかもしれません。

まとめ

子供の夜驚症の原因や対処法についてお伝えしました。

夜驚症は、睡眠中に起こる異常行動のことで、脳の睡眠機能が未発達なために起こります。

一般的に2歳〜6歳頃の発症が多いと言われています。

夜驚症を引き起こす原因として考えられるのは、

  • 睡眠途中の興奮
  • 日中のストレスや緊張、不安
  • 遺伝

夜驚症を引き起こした時は、慌てず、静かに声をかけ安心させてあげましょう。

夜驚症は病気ではなく、成長とともにおさまるものです。

日頃から親子で穏やかに過ごすことを心掛け、子供の心身の健康を第一に考えたいものですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

夜泣きの男の子

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