「男の子育児が楽しくない…」私を救った“3つの小さな工夫”

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「男の子育児、全然楽しくない…」

そう、悩んでいませんか?

正直に言うと、私もそうでした。

1歳半ごろの息子はとにかくパワフルで、公園では他の子に砂をかけるし、児童館では急におもちゃを奪って大騒ぎ。

毎日が「ごめんなさい」と「どうして?」の繰り返しで、疲れ果てていました。

SNSでは「男の子って甘えん坊でかわいい♡」なんて投稿が並ぶなか、自分だけが笑えないことにひどく罪悪感を抱いていたんです。

でも今は、あの頃の自分にこう伝えたい。

「それ、あなただけじゃないよ。大丈夫。ちょっとした工夫で、少しずつラクになれるから。」

この記事では、当時の私がやっていた、男の子育児が少し楽になる、ちょっとした工夫を紹介したいと思います。

今、男の子育児が楽しくないと悩んでいる方も読み終える頃には、「こんなことでいいのかぁ!」と思ってもらえるはずです。

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男の子育児が楽しくない…は母親失格?【体験談】

男の子 イメージ

私が息子の育児を楽しくないと思っていたのは、おもに以下の理由からです。

①常に振り回されるから体力的にキツイ

私の場合、息子が1歳半~3歳の頃が一番、体力的にキツかったです。

まだ危なっかしい子を見ていないといけないだけでも気が抜けないのに、うちの子は鉛のように重いし、動きは速いし、我が強くてダメなことをやめさせる時に大暴れするので一苦労でした。

可愛いのは寝てる時だけ・・・

なんて本気で思ってましたね。

②手を出すので他の子がいる場所で遊べない

息子は小さい頃、話し出すのが遅く、手が出るタイプで、同じ年代の子と遊ぶのが難しかったです。

どこかで遊ばせたいけど、公園も児童館も人が多い時間帯は思うように遊ばせられませんでした。

家にいると時間が過ぎないし、運動不足で寝てくれなくてとても困りました。

児童館では触りたい玩具を他の子が持っていると、取り上げたり叩いたりします。

泣かせてもまだやろうとする息子をなんとか抑えながら、お友達やそのママに謝ってばかり。

公園では急に近くにいる子の髪を引っ張る、腕を噛む、砂をかけることが日常茶飯事で、止めると大暴れ。

ここでも抑えつけながらお友達やそのママに謝って帰るしかなくなります。

まだ話せないから理由がわからないことも多く、ひたすら謝るのですが、「なんなの?この子」とばかりに冷たい目で見てくるママも多かったです。

もう人の目が気になってストレスが溜まるばかりでした。

私は、次第に人と会うのが怖くなっていました。

③ママ友と話したいのにゆっくり話せない

この時期、私はいつも ”誰かと話したい!” と思っていました

家に小さな子どもと2人でいると、すごく孤独を感じませんか?

誰かと話したいのに、子どものことを相談したいのに、いつも独りぼっちな気がしていました。

児童館に行くと、ママ達がグループで楽しそうに話していてすごく羨ましかったのを覚えています。

ですが先に書いた通り、息子が他の子に手を出すのでゆっくり話せないんです。

私の人見知りもあってなかなかママ友を作ることができず、家に帰って落ち込むことしかできませんでした。

今思うと、この”誰とも話せない”という状況が、「育児が楽しくない」と思ってしまう一番の原因ではないかなと思います。

体力的にしんどくても、子どものことで悩んでいても、話を聞いてくれる誰かがいればそれだけで違うと思います。

男の子育児が大変な理由

「男の子って元気だよね〜」「男の子は育てるのが大変って言うよね」

こういう言葉、よく聞きますよね。

でも実際に育ててみると、想像以上に大変…。

毎日走り回って、叫んで、叩いて、泣いて…正直、疲れるの一言につきます。

もちろん子育てに男女関係ない部分もありますが、脳やホルモン、行動パターンの違いによって、男の子育児には“特有のしんどさ”があるのも事実なんです。

男の子と女の子の違い

男の子と女の子では、発達のスピードや感情の出し方に差があると言われています。

特にこんな違いがあります。

感情の言語化が苦手

男の子は、女の子に比べて言葉の発達がゆっくりめ。

そのため「うまく言えない → 叩く・叫ぶ・暴れる」になりがちです。

衝動性が高い

脳科学的にも、男の子は前頭葉の発達が遅め。

これが“考える前に動く”につながり、「なんでそんなことするの!?」が日常茶飯事に。

視覚・運動系が優位

じっと絵本を見るより、ボールを蹴ったり物を投げたりの方が好き。

「静かにしてて!」がなかなか通じないんですよね…

こういった性質は、本人が悪いわけでも、ママの育て方が悪いわけでもありません。

“そういう違いがある”と知っているだけでも、少し気持ちがラクになりますよ。

男の子の子育てが大変な時期

とくにしんどいと感じるママが多いのは、1歳半〜3歳頃のイヤイヤ期から、5歳くらいまで

私も大変だと感じていたのは、ちょうど1歳半から3歳頃まででした。

逆に言うと、3歳になるとかなり楽になりました。

1歳半〜3歳

  • 自我が芽生えて「イヤ!」が増える
  • 言葉で伝えられないから、手が出やすい
  • 危険な行動をするので、常に目が離せない

4〜5歳

  • パワーが増してきて、本気のケンカになる
  • 集団生活でのトラブル(叩く・押す)も増加
  • 「なんで叩いたの?」と聞いても答えられない

この時期は、母親の体力・気力が限界に近づきやすいです。

でも、それはあなただけではありません。

多くのママがこの時期に「もう無理」「育児が楽しくない」と感じているんです。

「育児書通りにいかない」「うちの子だけ落ち着きがない気がする」「周りの目が気になる」

そんな時は、子どもを変えるより、自分の心を守る工夫をしてOKです

それが回りまわって、子どもの安心にもつながりますから。

男の子育児が楽しくない私を救ってくれた3つの工夫

スマイル イメージ

男の子育児が楽しくないと思っていた私が、自分の気持ちを楽にするために、やって良かった工夫を3つご紹介します。

①とにかく家事を手抜きする

毎日、ご飯作って、掃除して、洗濯して…そのうえで暴れん坊の息子に振り回されていたら、そりゃ倒れますよね。

でも当時の私は、「ちゃんとやらなきゃ」「母親なんだから」って、つい自分を追い込んでいたんです。

そんな時に思い切って始めたのが、家事の手抜きでした。

  • ご飯はミールキット(←めちゃくちゃ助かった)
  • 買い物はネットスーパーでポチポチ
  • 掃除は子どもが寝てる時に“できたらやる”くらいに

なかでも助かったのが、食材宅配のヨシケイ

カット済み食材が届くから、15分で栄養バランスのいいご飯が完成!

「ママが疲れてたら、子どもも笑えない」

子育てに体力残す方が大事。

手抜きは、“家族のための選択肢”だと気づけました。

掃除は、息子が寝ている時にササっと。

ほんとは朝か1日の終わりに綺麗にしたいけど、そういうのに囚われていた時は、できない時にイライラしてしまって子育てにも影響が出ていたと思います。

できる時にやればそれでいいんだと思うようになってからは、掃除をする時のイライラはなくなりました。

余裕があれば、シーズンごと、年に数回、ハウスクリーニングを頼めばストレスもぐんとなくなると思います。

②公園や児童館を貸し切り状態で利用する

うちのように、人の多い場所で子どもを遊ばせられない場合、公園や児童館は、多くの親子が利用する時間からずらしてみると使いやすくなりますよ。

大抵、小さい子がいる家庭は午前中に公園や児童館を利用してお昼には帰ってしまいます。

なので、うちは家で早めの昼食をとって、昼一で公園や児童館に行っていました。

人の多い場所が苦手な人や、他の子とまだうまく遊べない子にはとてもおすすめです。

遊具も玩具も使い放題!!

人の目も気にせず、いつも人気で遊べない遊具や玩具も好きなだけ遊べます。

雨の日は必ず息子と児童館に行っていました。

息子が玩具で遊ぶ横で、私は児童館に置いてある漫画を読んでいたり(笑)

ちょっとしたことで、息子に優しくなれたり、一緒に遊んであげられたりするので不思議です。

③仲良しのママ友を作る

ママ友付き合い、正直苦手でした。

でも、「一人でもいい、ちゃんと話せる相手がほしい」って、ずっと心のどこかで思ってたんです。

そんな時に出会ったのが、ママ専用SNS「メルママ」でした。

  • 育児の愚痴をこぼせる
  • 同じ悩みを持つ人がリアクションしてくれる
  • 気の合う人とメッセージでやりとりできる

実際、ここで知り合ったママとリアルで会って、気づいたら子どもたちも仲良しに。

\ ポイ活もできる情報交流サイト /

育児がつらいとき、“わかるよ”って言ってくれる人が1人いるだけで、心が全然違います。

ママ友ができてからは、育児が楽しくないという問題が大きく改善されました!

その他

この他、私は定期的に平日の昼間、義父母の家に息子と2人で遊びに行っていました

子ども同士ではうまく遊べない息子も、おじいちゃんおばあちゃんとなら何も起きることはなく、ただただ楽しんで遊んでいました。

私も少し休息をとらせてもらうことができて一石二鳥どころではなかったです。

煮物などをおすそ分けしてもらうこともあり、その存在はとても大きなものでした。

それと、息子の写真や動画を撮って主人や両親などにスマホで送っていました

「今日は暑いのによく頑張ってるね」とか、一言でももらえると少し嬉しくなったり。

それにそれに、ママが育児を楽しめない時期って子どもが一番可愛い時期でもあるんですよね。

その時の写真や動画は、後々きっと何度も何度も見たくなりますから、たくさん撮っておきましょう!

まとめ

男の子育児が楽しくないと悩んでいた私が、当時やって良かった工夫を3つ紹介しました。

  • とにかく家事を手抜きする
  • 公園や児童館を貸し切り状態で利用する
  • 仲良しのママ友を作る

この3つの工夫は、どれも「自分をラクにするため」にやったこと。

でも振り返ると、それが息子にとっても良かったんだと思います。

  • イライラせずに接してあげられる
  • 笑顔でいられる時間が増える
  • 優しく抱きしめられる余裕ができる

ママがしんどい時って、きっと子どもも感じ取ってますよね。

だから、もし今「育児が楽しくない」と感じているなら、自分を責めるより、ちょっとだけラクになる工夫を

それが、あなたにも、子どもにも、ちゃんと優しい選択になると思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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